#60チビ甥、高校の志望校を決める

中学生3年生、これから追い込みの時期が始まるのでしょうか。そろそろ受験先を決めていくようです。

 

妹(チビ甥母)がチビ甥とは話し合いにならないと言い、本人のしたいようにしたらいいかな?と言います。この二人、まだ反抗期険悪を引きずっているようです。

 

チビ甥によると「いちいちうるさい」とのこと。

 

受験先を決めたのか聞いてみます。

「担任の先生は〇〇の推薦を勧めてくれるけど、実力より上やけ、絶対に受からんと思う。」

 

なるほど。

 

では、受かりそうなところを受けるのか聞いてみます。「う~ん、そうやね。でもそこは希望の部活がない」

 

そうなんだ。

じゃぁ、行けそうな私立はどっかないん?

 

「あるかもしれんけど、お金がかかるし、そこまでして私立じゃなくてもいい」

 

簡単に言うと、行きたい高校はあるけど、実力が足りないからってこと?

 

チビ「まぁ、そうやね」

 

担任の先生は分かっていて勧めてくれよるんやろ?

チビ「まぁ、そうやね、でもレベルが高いけ、合格してもヤバイと思うんよね」

 

(毎日ブログを読んでくださっている方にはここから私が甥に話した方向性に察しがつくと思います)

 

その話を車内の空間で一緒に聞いていた凡甥に、あなたならどうする?と聞きます。

凡甥「え、推薦絶対受けるやろ。ラッキーやろ。それに落ちてもいい。落ちたら落ちたで私立に行ってまたそこで頑張るだけ」

 

私 チビ甥、落ちたら恥ずかしいとかそういうのもある?

 

チビ甥「それはないけど、受かったら嬉しいけど、受かってもヤバイみたいな・・・」

 

凡甥「もうそれは食らいつくしかない。でも挫折したとしてもそれも経験としていい。失敗していいけ、行きたいと思う方にいったほうがいい」

 

私「凡甥、えらい前向きやね。」

 

凡甥「最近ようやく分かったけど、頑張った先の失敗はしていいし、した方がいい。成功しそうなものばっかり取っても結局レベル低いままやし。」

 

私「とはいえ、何も皆が皆、レベルを上げる生き方をする必要はなくて、“こんな自分になりたい”という理想の為に専門の勉強が必要だったり、何かを我慢して耐えることが必要になったりするだけで、“やりたいことがない”ならば頑張る必要もないかもね。生き方に正解はないから、どうすることが良さそうか想像して決めたらいいよ。それに高校生活は3年間しかなくてあっという間。どこにいっても自分との戦いだから高校のレベルは関係ないとも言える。戦う上で、良い戦友がいた方がいいのか、いつでも勝てそうな仲間の中にいた方がいいのか考えてみたら。いずれにしても、自分で納得して挑戦すること。でももう答えは出たかもね?」

 

チビ甥「まぁ、そうやね。」

 

最近甥達が大人に近づいてきていると感じる場面が増えてきました。