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井堀店のお店を作ってくれたのは

北九州・小倉井堀のマッサージ店「ほぐし専科てもみじ」。こだわり抜かれた美しい個室のR壁と、温かみのあるライトが灯る癒やしの空間。
良いものはどの角度からも素敵

ありがたいことに、お客様から「井堀店の空間がすごく好き」「ここにいるだけで落ち着く」というお声を時々耳にします。セラピストとして、これほど光栄なことはありません。

 

この井堀店はある女性設計士さんが作ったものです。

間取りこそ私が提示しましたが、R壁の提案をされた時に私は感動して、この人に任せようと決めました。

 

小さなお店でも細かな仕様の決定など、あれこれと出てきます。

 

その時、お店の設計を担当してくださった女性の設計士さんが、私にこう言ったのです。

 

「田頭さん、間取り以外なんにも言いませんね。私が全部決めちゃっていいですか?」

 

そうして出来上がったのが、今の井堀店です。

  

私が余計な口出しをせず、プロを信頼して丸投げしたからこそ、彼女の感性が100%活かされた、唯一無二の心地よい空間が生まれました。

 

皆さん、お手洗いの空間見られましたか。 実は、壁紙が「金色」なんですよ。普通、リラクゼーションサロンのトイレに金色なんて選ばないでしょう?

 

理由を聞くと、「田頭さん、これ、前にポールダンススタジオを手がけた時にも使ったんです」とニヤリと笑っていました。そんな遊び心とエッジの効いたセンスが、今でもこのお店の密かな自慢です。

 

この素晴らしいお店を作ってくれた彼女は、この「てもみじ井堀店」を遺作に、病気であっという間に遠い空へと旅立たれてしまいました。

 

このことは、私の中で今でも色んな意味を持って重く、静かに響き続けています。

彼女が命を吹き込み、私の想い、スタッフの想い、そして通ってくださるお客様の想い…色んな温かい魂が集まって、今の井堀店の空気を作っています。