施術が終わったあと、お客様がぽつりと「動かないとだめですよね……」
肩こりが酷く、その都度もみほぐすものの、生活に戻るとまた硬くなり、それを繰り返す……。 そんなジレンマから抜け出すには、何か自分の生活を変えることが大事だと、頭ではちゃんと分かっているからこその苦悩です。
「私、飽きやすくて何をやっても続かないんですよね……」
続けないと意味がない。続けないから効果が出ない。でもやりたくないし、それならこのまま凝りに耐えている方がマシなのかな……。
真面目な方ほど、どうしてもこういう思考のループに陥りがちです。
諦めてしまうこと、現状を変えないということは、ある意味で一番簡単な思考の選択です。 しかし、「続かないからやっても無駄」かというと、それは絶対に違います。
元の木阿弥に戻るように見えても、その都度立ち止まってケアをすることで、今のお体の状態をなんとか保てているとも言えるのです。
毎日完璧にできなくても、気が向いたときにやってみる。
5分歩くのがつらいなら、入浴前のたった1分のストレッチだって立派な前進です。
世間でよく言われる「運動は〇〇分以上しないと意味がない」なんていう極端なルールは、一切気にしなくて大丈夫です。
ご自身の心に、背中をそっと押すような心地いい風が吹いたなら、その時にふとやってみたらどうでしょうか。 気持ちがモヤモヤして動けないときは、焦らずにじっとエネルギーが溜まるのを待つ「時流を読む」時間にするのも良いものです。
